こんにちは!月イチ本気ゴルファーのリッチもんどです。
今回は、「インパクトで体が伸びてしまう(=前傾が崩れる)」問題について、原因から具体的な対策、効果的なドリルまで詳しく解説します。
これ、私もレッスンで指摘されて本当に痛感しました…。自分でも気づいてはいましたが(汗)。
「ナイスショットの再現性がない」「ミスが出る時はだいたい体が伸びてる」——そんな方にこそ届いてほしい内容です。
■ なぜインパクトで体が伸びるのか?|5つの代表的な原因
まずはよくある原因から整理してみましょう。
原因 | 内容 |
---|---|
❶ 下半身リード不足 | 腰の回転が止まり、腕だけで打ちにいくことで体が起きる |
❷ 前傾角度の崩れ | バックスイングで姿勢が起き、インパクトで戻せない |
❸ 体幹の筋力不足 | 腹筋やお尻の筋力が足りず、スイング中の姿勢を支えられない |
❹ フェースオープン | 開いたフェースを閉じようとして体を伸ばして帳尻合わせ |
❺ すくい打ち意識 | 「球を上げたい!」という本能が体を伸ばしてしまう |
■ 解決のカギは「骨盤」と「股関節」
🔸 対策①:骨盤の角度をキープ!
アドレス時の骨盤の前傾角度をできるだけスイング中も維持する意識を持ちましょう。

私はアドレスのときに猫背になりやすいので、つぎのようにすると骨盤の前傾を確保しやすいです。①一旦クラブを持ってまっすぐ背筋を伸ばして立つ→②背筋を伸ばしたまま前傾する(骨盤から前傾する)。
🔸 対策②:左尻を“後ろ”に引く感覚
よく「左尻を回す」と言われますが、私は左尻を“後ろに引く”イメージのほうがしっくりきます。これで前傾姿勢を保ったままターンできますね。
🔸 対策③:「左股関節に乗る」インパクト
体重を左足に乗せて回ると、自然と体が伸びず、スイングの軸が安定します。左足を思いっきり”バン”と踏むと良いと教えてもらいました。

左足を軸に回転するってやつですね。なかなか難しいですが…
■ スイング修正に効く!おすすめドリル3選

私がレッスンで聞いたり調べたりしたものの中で、比較的簡単で効果があったものを3つ紹介しますね。
✅ 1. 壁お尻ドリル(左尻壁ドリル)
やり方:
- 壁にお尻を軽くつけてアドレス
- スイングしてもお尻が壁から離れないように意識
効果:
前傾姿勢を保ったまま骨盤を回す感覚がつかめます!
✅ 2. スプリットスタンスドリル
やり方:
- 左足を半歩後ろに引いた状態でアドレス
- そのまま素振り or スイング(球を打たなくてもOK)
効果:
下半身の突っ込み防止&体の軸を意識したスイングに変わります。
✅ 3. インパクト時にお尻を突き出す
やり方:
- アドレス時の前傾を保ったまま、インパクトでお尻を背中の方に向けて突き出すように意識してスイング
- 鏡または後方動画で、お尻が「後ろ方向」に引けているか確認すると効果的
効果:
自然とお腹&お尻主導のスイングが身につき、伸び上がりを防げます。

教えてくれたコーチはジュニアの頃によくやらされたそうです。^^
■ 最後に|ナイスショットは“姿勢維持”から
「伸びない体」は、筋トレではなく意識と感覚の積み重ねが重要です。
✅前傾姿勢を崩さず、
✅お尻を後ろに引きながら回り、
✅インパクトで左股関節に乗る。
これを意識するだけでもスイングは劇的に安定します。私自身、実際にこの練習でショットの精度が格段に上がりました。まだまだ練習中ですが、伸び上がりによるスライスは激減しました!
ぜひ練習の合間にドリルを取り入れてみてくださいね!
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